市田龍生都が危なげなく白星発進 ~立川競輪~

自慢の加速力を見せつけた
立川競輪F2は、3月28日(金)に初日が行われた。チャレンジ予選5レースに出走した市田龍生都(福井・127期)は、初日を快勝。インフルエンザからの復帰戦ながら、問題無しを強く印象付けた。
正攻法に構えた市田に対して、別線が赤板前から早めに押さえに来ると、市田はサッと6番手まで車を下げる。打鐘2センターから巻き返すと、徐々に前団に接近。後ろを気遣う余裕を見せながらまくり上げて、最終バックで先頭に出切ってからは本格的に加速。後ろをぐんぐんと引き離して、2着に6車身差をつけて圧勝した。
「デビューした時よりも、前に出る出方の経験を積めて、ラインで決まりやすいような出方を意識できた。踏み出しで思いっ切りダッシュするよりも、伸びとか、加速の方を意識していました。バイク誘導ってあるじゃないですか。あの要領で、自分がバイクになったつもりで加速していくようにまくって行ったら、後ろも付きやすいのかなと。出切ってから、思いっきり上げていった感じです」
前回はインフルエンザで欠場し、今回が復帰戦だったが、全く問題はなさそうだ。
「練習はできたし、体的には問題ないです。ただ、レース勘の部分で、やっぱり浮ついた感じがあって、いつもよりもいろいろなことを考えてしまっている。そこの修正だけですね」
準決勝も、別線との力の違いは明らか。無傷の優出へ、力を出し切っていく。
2025年3月28日 17時03分
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選手詳細データ
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市田龍生都 選手福井・127期