市田龍生都が完全V狙う ~立川競輪~

決勝は全力を出し切る
立川競輪F2は、3月30日(日)に最終日が行われる。早期卒業生の市田龍生都(福井・127期)は、連勝で決勝進出を決めて、完全優勝へ視界は良好だ。
春らしい気候だった初日とは打って変わって、準決は気温が下がった雨のコンディション。それも、市田にとっては全く問題にはならなかった。初日と同じように最終ホームめがけて仕掛けて怒涛の加速。前団をまとめて一蹴し、危なげない連勝だった。
「初日とコンディションが違ったけど、踏めてないことはないし、大丈夫でしたね。気温も変わったけど、無難に、良い感じで踏めていました。風があったんですけど、ちょっとフォームを工夫して。風を受けないようなフォームを考えながら走れました」
ここ立川では、父の佳寿浩(76期・引退)が、2010年にグランプリ出場。検車場には、優勝した村上博幸と、村上義弘、市田佳寿浩の3人が写った当時の写真が飾られている。
「今日は、ずっとお父さんの写真の前でアップしてました。そんな特別な感情とかはないけど、あ、写ってるなって(笑)。なんか不思議な感じです」
最終日は、近畿ライン3車の先頭で自力勝負。父が大観衆の前で走ったゆかりの地で、完全Vを決める。
2025年3月29日 17時30分
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選手詳細データ
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市田龍生都 選手福井・127期