初日特選は郡司浩平が制す ~武雄競輪場~

photo-12963
郡司浩平
笑顔でインタビューに応じる
photo-12964
深谷知広
前検日に取材陣の写真撮影に応じる
売り上げは目標を大きく上回る勢い

 4月23日(木)、武雄競輪場で開設70周年記念競輪「大楠賞争奪戦(G3)」が開幕した。S班4名に加えて山田英明(佐賀・89期)や小松崎大地(福島・99期)、宮本隼輔(山口・113期)など豪脚が顔を揃えた初日特選は、郡司浩平(神奈川・99期)が好位からのまくりを決めて白星スタートを切った。
 
 レース終了後取材陣のインタビューに応じ「イメージしていたレースとは違いましたけど、思った以上にいい位置が取れたので。平塚記念が中止になって間隔が空いてのレースでしたけど、感じは悪くなかったですね。明日以降につながるレースができたし、明日もラインで決められるように頑張ります」とレースを振り返り、2次予選Aへの意気込みを語ってくれた。

 ナショナルチームの一員として世界を股にかける深谷知広(愛知・96期)は11レースに登場し、約8ヵ月振りのレースで3着と人気を裏切る結果となった。「ちょっとペース配分を失敗しましたね。久し振りのレースでまだこのギヤに体も慣れていない感じがする。踏み方とか乗り方を考えて明日以降に備えます」と敗因を分析して巻き返しを誓った。
 
 また初日の売り上げは6億1983万8300円と今シリーズ(4日間開催)の目標金額18億円に向けて好スタートを切り、中止が相次ぐ中での開催は静かな盛り上がりを見せた。

及位然斗記者

2020年4月23日 18時45分

開催情報

ページトップへ