『ルーキーシリーズ2020』第二弾 ~小倉競輪場~

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青柳靖起
検車場では既に大物の風格を漂わせていた
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親子で写真撮影に応える(左から太田真一・太田龍希)
今シリーズは縁故選手も多数デビュー

 広島競輪場で開幕した『ルーキーシリーズ2020』の第二弾が小倉競輪場で明日5月29日(金)から開催される。今シリーズも新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、厳戒態勢が敷かれて無観客での開催となるが、新人たちの熱い走りに期待したい。
 
 佐賀勢として14年振りの卒記チャンプに輝いた青柳靖起は最終12レースに登場。高校までは野球に打ち込み、競技は未経験ながら養成所でめきめき頭角を現す。T教場入りすると第3回の記録会ではゴールデンキャップを獲得した。
 「卒業記念レースは結果を出せて良かったです。自分はダッシュとか地脚とかどっちもあるわけじゃないので、両方を鍛える練習を卒業してからしていました。ラインができるようなレースが始まれば、ラインで決まる競走をしていきたいですね。今回は訓練のような感じなので、結果にこだわっていきたいです」

 また今シリーズは縁故選手も多数参戦。10レースに登場する太田龍希(埼玉)はグランプリ制覇など輝しい実績を残す太田真一を父に持ち、今回は親子での斡旋となる。
 「今回は父も一緒なんですけど、落ち着いて走ることとケガはするなよとだけ言われました。自分の持ち味は地脚なので、流れで先行とまくりを使い分けて戦いたいです。まずはデビュー戦で勝てるように頑張ります」

及位然斗記者

2020年5月28日 18時42分

開催情報

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