青柳靖起は新セッティングに手応え ~立川競輪~

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青柳靖起
伸びしろは十分だ
眞杉匠の助言で良化

 立川競輪F1は、10月22日(火)に初日が行われた。S級予選9レースは、青柳靖起(佐賀・117期)が逃げ切り勝ち。新セッティングに手応えを得た。

 打鐘過ぎ2センターで、外併走からカマした青柳が逃げ切り勝ち。「後ろと決められなかったのは申し訳なかった」と、番手の三宅達也がさばかれてしまい、ライン決着とはいかなかったが、手応えは良好。青森記念で眞杉匠にセッティングを見てもらったことが、大きなきっかけになった。

 「やっぱりセッティングはめっちゃ良いですね。青森記念の後に富山を走って、そこで感じたことを自分なりにいじってみた。ハンドル周りを修正して、かなり良くなりました」

 ペダルを踏み込んだ時に上半身が大きくブレることを、青柳は「ガブる」と表現する。力みがなくなり、「ガブる」動きが抑えられたことで、自転車の進みが良くなった。手応えを得て、意識も変わってきた。

 「なんか、すげえきっかけになりそうな気がする。自分にとって、今がめちゃくちゃ大事な時期だと思う。今頑張らないと、101点、102点台をウロウロする選手で終わる。それを自覚して、頑張りたい」

 間違いなく転換期を迎えた青柳に注目だ。

熊谷洋祐記者

2024年10月22日 17時56分

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