注目の東西戦

　和歌山競輪場で6月18日（木）～21日（日）に渡り、第71回高松宮記念杯競輪G1が開催される。

　当大会は東西に分かれて勝ち上がり戦が行われ、決勝戦で東西の猛者が激突する。12レース西日本特別選抜予選の注目は昨年のグランプリ以来の出場となる脇本雄太（福井・94期）。「オリンピック代表に関しては来年の話なので実感もない。まずは目の前にあるレースを頑張ります。競輪は久しぶりなので楽しみながら走りたい」と今月4日には東京五輪出場選手に内定したこともあり、競輪界のみならず日本中からも注目されそうだ。
　　
　同じく東京五輪の代表選手に内定した新田祐大（福島・90期）は11Rの東日本特別選抜予選に登場。「オリンピックの内定を頂いたので、普段以上に注目されると思っている。日本の競輪をメディアを通して見て貰うので、良い形で世界に広められるようにキッカケになる走りをしたい」と 意気込みを語った。

　今年の2月に全日本選抜競輪を制している清水裕友（山口・105期）は、「中1週間でわりとゆっくりしてきた。悪くないと思います。連続優勝は目指したいが、自分の力を出し切れるように走りたい」と初日は盟友である松浦悠士（広島・98期）とタッグを組み臨む。

　東西を統一してグランプリ切符を手にするのは果たして誰なのか…。注目の初日は18日に幕を開ける。

• 選手詳細データ

• 
  脇本雄太 選手福井・94期
• 
  新田祐大 選手福島・90期