初日の反省点をすぐさま修正

　松戸競輪ガールズF1『ジャパンカップ×HPCJC杯・鈴木誠杯』は、2月27日（木）に最終日が行われる。S級決勝12レースは、グランドスラマーの新田祐大（福島・90期）が人気の中心となりそうだ。

　初日は、石原颯に逃げ切りを許した新田だが、準決勝は別線の動きを完全に掌握。中団から、完璧なタイミングでの仕掛けで、福島同門ラインワンツースリーを決めた。

　「初日は、隊列がごちゃごちゃになって、石原君に行きやすいタイミングを作ってしまった。風も難しくて、自分が仕掛けたタイミングもめちゃくちゃ。してやられた形でした。準決も風は吹いていたし、それもふまえて、タイミングを逃さずにいけました。スタートの位置取りから良い形で、他のラインの動きをコントロールできたし、ゴールまで踏み切れました。（ラインの）3人で決まって良かった。（佐々木）雄一さんまで勝ち上がれれば良かったけど、それは初日の着順もあるし、今日の結果としては良かったです」

　修正力を示しての勝利で、初日の嫌な印象は払拭できただろう。勢いのままに今年の初優勝を決める。

• 選手詳細データ

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  新田祐大 選手福島・90期