新田祐大が今年のラストラン ~取手競輪場~

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新田祐大
前回当所はGⅠで決勝進出し機動力の違いを見せる
少なくなるレースの中で力を出し切る

 取手競輪場で明日の21日からS級シリーズ『しおさい鹿島杯』が始まります。今シリーズの主役は何といっても新田祐大(福島・90期)だろう。

 前回の西武園を振り返ってもらうと「力を出し切れるレースを組み立てられれば勝てるレースがあった」と反省。とは言え、決勝は内に詰まっていたのもあり、力負けではなく本来の力なら優勝できたかもしれない。

 新田は今期4回失格。来期はあっせんが止まる中で「走れる本数が少なくなる。その中でも力を出し切れれば。(レースができない)時間は多くなると思うので、そこで高められれば」と思い切った練習ができれば、さらに力を付けるだろう。
 
 取手は一昨年のGⅠ、全日本選抜で決勝に乗って以来。「冬は風が強いイメージがある」と話すが、ここでは機動力一枚上。まずは初日特選を制して勢いを付ける。

木村貴宏記者

2024年12月20日 17時00分

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