村上博幸が初日特選から連勝 ~燦燦ダイヤモンドカップ~

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村上博幸
連勝で準決勝進出を果たしガッツポーズ
連勝でも油断は一切なし

 松戸競輪場で行われているナイター開催の『燦燦ダイヤモンドカップ(G3)』は、8月23日(日)に2日目を迎えた。2日間の予選を終えて準決に進出した21人が確定。ポイント最上位は初日特選を制して予選2でも危なげなく勝利したS班の村上博幸(14ポイント)。残り2人のS班・平原康多と清水裕友もキッチリと準決へ駒を進めた。

 2日間、好展開をしっかりとモノにしている村上博幸は「(藤井)栄二が突っ張ると言っていたのでスタートを取りに行った。ちょっと思っている流れと違ったけど、余裕があったので対応できた。初日に深谷(知広)君の後ろで、ダッシュ、トップスピード、粘り、輪界トップクラスのモノを差せた。自信を持っていきたいが疲労感もあり怖さもあった。感触は初日よりも良かったですね」と連勝での2日間を振り返った。
 「オールスターを走って競輪が変わったなと。タテ一本勝負になっている。前を取って引く選手もヨコができない選手のところで粘らずに引き切る。これは年寄りには相当キツい。(400バンクの1周)タイムが21秒台になるのはスピードだけでなくて、展開自体も速い。そこに対応するのは難しい。ここから親王牌と競輪祭があるのが恐ろしい。もっと向上心をもって走らないと。今日のレースだとやってきたことは間違っていないと思うけど、G1になると今の練習ではダメだなと思う」と日進月歩で進化している競輪に日々葛藤している中で試行錯誤を繰り返している。準決は初日特選でも連係した深谷知広とタッグを組む。無傷での優出がかかるだけにメインの9レース(20時20分発走予定)は必見だ。
 
 3日目1レースの発走予定時刻は初日、2日目と変わらず16時00分、準決が始まる7レースの発走予定時刻は19時9分、¥JOY×プロスポーツサイトの締め切り時刻は発走の5分前となっております。

池端航一記者

2020年8月23日 22時19分

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