平安賞が開幕 ~向日町競輪場~

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村上義弘
地元70周年記念に思いを込める
総大将・村上義弘が気を吐く

 9月3日(木)から向日町競輪場で開設70周年記念「平安賞(G3)」が開幕する。初日特選にはS班の平原康多(埼玉・87期)に佐藤慎太郎(福島・78期)の2名、それに先の名古屋オールスターで決勝に進出し、賞金ランキング10位(9月2日現在)の山田英明(佐賀・89期)が顔をそろえるが、地元そして近畿の総大将でもある村上義弘(京都・73期)も黙ってはいない。

 直前に実弟の博幸(京都・86期)に稲垣裕之(京都・86期)が相次いで欠場したが、「2人は欠場したけど、地元戦だったから走りたかったと思う。その分も僕が必死に頑張りたい」と走れない2人の想いを力に変える。「前回のオールスターで落車があったので、何とも言えないけど、やれることはやってきた。この大会が70周年で自分が初めて平安賞を獲ったのが20年前になる。メモリアルなので、頑張りたいですね。ここまでファンのみなさんとともに戦ってきたので、初日は単騎戦になるけど、何とか自分で活路を見出したい」と初めて優勝した平安賞を懐かしみ、そしてファンの声援を力に変えて期待に応えてきた男が力走を誓った。

 なお、1Rの発走予定時刻は11時00分。初日特選9Rの発走は16時00分の予定。エンジョイサイトの投票締め切り時刻は、発走の5分前となっています。

池端航一記者

2020年9月2日 15時30分

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