村上義弘が電撃引退を発表
「魂の走り」、「先行日本一」数々の偉業を達成したレジェンド
2度の競輪グランプリ優勝、4度の日本選手権競輪優勝など輝かしい実績を誇る村上義弘(京都・73期・48歳)が9月29日に引退を発表した。
以下は報道関係者に宛てられたメッセージ。
「私事ではございますが、この度、競輪選手を引退する事にしました。
14歳の頃から競輪選手を夢見て自転車に乗り始め、引退を決めた今日まで、只々必死にペダルを踏み続けてきました。私にとって、これまでの人生の記憶の大半が競輪であり、これから競輪を走らなくなるという生活がどんなものになるのかは分かりませんが、自分の人生を救ってくれたと感じている競輪を、これからも心の中でしっかりと応援し続けていきたいと思います。
最後になりましたが、共に戦ってきた競輪選手達、関係者の皆様。そして、ずっと村上義弘を応援して支え続けてくれた全国の競輪ファンの皆様に心からの感謝の気持ち送りたいと思います。
長い間、お世話になりました。ありがとうございました」
村上義弘は94年4月09日小倉競輪場でデビューし、通算成績は2236走して655勝。GP優勝2回、G1優勝6回。中でもG1の最高峰と言われる日本選手権競輪を最多タイとなる4度制するなど数々の偉業を成し遂げて一時代を築いた。また、「魂の走り」、「先行日本一」、「近畿のカリスマ」などと称され、ファンからの人気も非常に高かった。
2022年9月29日 16時41分
-
選手詳細データ
-
村上義弘 選手京都・73期