【速報】岐阜記念決勝の並びが決定 ~岐阜競輪場~

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郡司浩平
準決勝は上がり10秒8の好タイムで強襲した
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松浦悠士
初日特選で敗れた郡司対策を練る
S級S班2名が順当に優出

 岐阜競輪場を舞台に行われている開設71周年記念『長良川鵜飼カップ』は13日に最終日が行われる。当社スポンサードの郡司浩平(神奈川・99期)と、松浦悠士(98期・広島)のS級S班両者が順当に勝ち上がり、地元地区から唯一勝ち上がった浅井康太(三重・90期)は単騎での戦いとなった。
 注目の決勝戦の車番と並びは以下の通り。

 1浅井康太(単騎)
 7郡司浩平-2和田健太郎
 5鈴木竜士-3和田圭
 4松浦悠士-6荒井崇博

 無傷の3連勝で勝ち上がった郡司浩平は「良い形で勝ち上がれたので、獲れる時に優勝したい」と完全Vを狙っている。2日目から投入した新車は「まだ伸びしろもあるので、煮詰めていく」と語ったものの「踏んだら踏んだだけ進んだ」と準決勝後には好感触も掴んでいる。「ここだけじゃなくて次の共同に向けてもこの流れで行きたい」と次走のG2に向けてもこの流れは止めない。

 もう一人のS班松浦悠士は「競輪界でナンバー1のタテ脚はワッキー(脇本雄太)だけど、2位じゃないですか」と郡司に対して最大限の賛辞が出た。それでも秘策はあるようだ。「7車で完全にタテ勝負っていうので、気持ちの隙を突きたい。向こうは(GPの賞金争いもあり)賞金面も気になっているだろうし、僕には思い切ったレースができる部分がある」。今年のオールスターチャンピオンはすでに年末のGPを確定させており、気持ちの面で優位な戦いに持ち込む。

 中部地区最後の砦になったのは浅井康太。「みんな強いメンバーだけど、ここで勝てれば、次の共同通信社杯にもつながる。それを想定したレースができるので、自分のやれることを考えて頑張る。地元地区ですしね」

小山裕哉記者

2020年9月12日 17時06分

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