決勝戦で好メンバーが激突 ~みちのく記念競輪~

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新山響平
強敵を相手に、狙うは地元記念連覇だ
連覇を狙う新山響平は割り切って別線勝負

 9月26日(土)から始まった開設70周年みちのく記念競輪「善知鳥杯争奪戦」は3日目を迎え、S班の佐藤慎太郎、新田祐大、松浦悠士に地元の新山響平も勝ち上がり見応えのある決勝戦になった。
決勝戦の並びは以下の通り。

 ⑥高橋晋也-⑤新田祐大-①佐藤慎太郎
 ②新山響平-⑦守澤太志
 ③松浦悠士-④園田匠

 5人が勝ち上がった北日本勢は福島支部の3人、青森支部の2人で別線勝負となった。新山響平(青森・107期)は「僕に任せるよと言ってくれたけど、別で大丈夫ですと伝えた」と北日本勢が別線になった経緯を説明する。高橋晋也(福島・115期)にS班が続く福島トリオはもちろん、松浦悠士(広島・98期)もいて相手は強力。それでも地元記念連覇に向けて負けるわけにはいかない。
 「(福島勢とは)敵として戦うことはまずないんで、戦ってみたかった。調子もいいし、自力で勝負できることもなかなかないですから。(北日本が分かれて)3分戦にして、そのなかから優勝者を出せるように、地元から優勝者を出せるように。自力で優勝を狙うって選択をしました。割り切って地元の意地で頑張ります」

木村貴宏記者

2020年9月28日 17時06分

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