第29回寛仁親王牌決勝は激戦必至 ~前橋競輪場~

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脇本雄太
準決勝で圧巻の逃走劇を披露
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新田祐大
大会制覇ならグランドスラム達成だ
決勝は超細切れ戦

  10月18日(日)に前橋競輪場で第29回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメントの決勝戦が行われる。

 準決勝10レースでは新田祐大が目標不発で自力に転じてまくり、11レースは松浦悠士が番手まくりで首位突破。最終12レースは脇本雄太が痛烈なカマシで押し切り圧巻の走りを披露した。
 
 今年4度目のG1ファイナリストが決定し注目の決勝の並びは以下の通り。
 ①脇本雄太ー④東口善朋
 ②山田英明-⑥山田庸平
 ⑤新田祐大-⑨守澤太志
 ⑦松浦悠士―⑧橋本強
 ③郡司浩平は単騎となった。

 注目すべきは今シリーズ3度目となる東京五輪代表同士による激突。脇本雄太(福井・94期)は「準決で2周以上踏めているし、脚は良い。ラインができたのは自分の中で良い事。自分が踏める位置から踏んで、決勝もラインで決められるように頑張る」と意気込んだ。
 新田祐大(福島・90期)は「グランドスラムよりはグランプリに出る為に走っている。G1を獲得しない限りグランプリには出られないと思っている。出場する為にもしっかり優勝を狙っていきたい」と狙うは8度目のG1タイトルだ。

本吉慶司記者

2020年10月17日 17時05分

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