ミッドナイト競輪が3日に開幕 ~小倉競輪場~

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松本秀之介
7月のチャレンジ戦に続き、当地2度目のVを狙う
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瓜生崇智
状態面の不安は気力でカバーする
熊本コンビがV争いをリード

 北九州メディアドーム小倉競輪場を舞台にミッドナイト競輪が11月3日に開幕する。今シリーズはチャレンジとA級1、2班戦。A級戦の優勝争いをリードするのは松本秀之介(熊本・117期)、瓜生崇智(熊本・109期)の熊本コンビだ。

 松本秀之介は予選メインの8レースで圧倒的な人気を集める。9月防府、同月久留米で2場所連続の完全優勝。S級特進を狙った10月防府は準決勝で3着に敗れ、連勝は16でストップした。
 「特進を逃して悔しかったけど、その開催中に気持ちを切り替えました。前回の武雄の決勝は気持ちが弱かったです。突っ張るくらいの気持ちがないとダメですね。いつも踏み出すタイミングが遅い。ここからまた特進を狙っていけるように」

 瓜生崇智は今期ここまで7場所で4V。競走得点は95点を超えているが、S級特進に挑んだ9月松山は精彩を欠いて途中欠場になった。
 「松山の前に1カ月くらい間隔が空いて、激しいトレーニングをしていたら、開催の10日前くらいに首のヘルニアが再発しました。それから良かった頃の感じではないですね。まだ痛みもあるけど、できることをしっかりやります」
 初日特選の9レースは山崎駿哉(岡山・113期)との2分戦。先行、まくり、飛び付きと何でもやる構えだ。

笠原裕明記者

2020年11月2日 15時46分

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