初日は地元勢が大活躍!! ~広島競輪場~
地元勢は7名が二次予選へ
広島競輪開設68周年記念『ひろしまピースカップ』の初日は、地元勢が大活躍の1日だった。2レースに出走した地元の一番手・木村幸希(広島・109期)が逃げる雨谷一樹(栃木・96期)を最終2センターから一気に飲み込み口火を切ると、最終的に7名が二次予選に勝ち進んだ。
その中でも印象的だったのが4レース。これまで3度連係して一度もワンツーが決まってなかった竹内翼(広島・109期)と吉本哲郎(広島・84期)の師弟コンビが、地元記念で初めてワンツーを決めた。
弟子の竹内は「師匠と何度も広島で連係して決まってなかったから、やっと決まって良かったです」と笑顔と共に安堵の表情。「師匠と決まったのが一番うれしい。残り3日間、気持ちで走って駆け上がります」と地元の誰よりも気合が入っている。
師匠の吉本は「練習なら(町田)太我の方が強いけど、それよりも今日の翼は強かった。久々に強い翼を見ましたね」と弟子の急成長に目を細めた。
また、7レースでも吉本の弟子であるスーパールーキー・町田太我(広島・117期)が後続を千切る圧巻のレースで快勝。「(1レースで同期の山口)拳矢さんが1着を取って、キム(木村)さんも1着で、吉本さんと竹内さんがワンツーを決めて…。吐きそうなくらい緊張しました」とプレッシャーをはねのけての1着に笑顔を見せた。
勢い十分な地元勢の活躍に2日目以降も期待したい。
2020年12月24日 18時37分
-
選手詳細データ
-
町田太我 選手広島・117期