郡司浩平がスタールビー賞を制す ~全日本選抜競輪~

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郡司浩平
2日目のスタールビー賞では人気に応えて快勝
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郡司浩平
ホームの川崎でのタイトル奪取に準決は落とせない
シリーズ初の自力戦で郡司浩平が準決に臨む

 川崎競輪場を舞台に開催されている第36回読売新聞社杯「全日本選抜競輪(G1)」は、2月21日に2日目を迎え、V戦線を占う意味でも見逃すことができない「スタールビー賞」がメインで行われた。
 レースの主導権を握ったのは、地元コンビを連れた深谷知広。後方から反撃に出た清水裕友を逃げた深谷の番手の郡司浩平が再三にわたりブロックする。それでも止まらないと判断した郡司は、番手まくりを敢行してホームバンクでのG1で人気に応えて責務を果たした。
 「僕の想像以上に清水がいい勢いで、ビタッと止めることができなかった。あとは僕が踏めば止まると思ったので、シビアだったけど踏ませてもらった。半周自力を出せているんで、自分の感覚的には問題ない」
 正念場となる3日目の準決は、内藤秀久、松坂洋平とタッグ。地元トリオで結束し、郡司がラインの先頭を務める。
 「(2人に)任せてもらえるし、責任ある位置なんで頑張ります」
 ホームバンクのここ、川崎でタイトルをつかむためには、準決で負けるわけにはいかない。

竹内祥郎記者

2021年2月21日 18時54分

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