諸橋愛が渾身V差し ~四日市競輪場~

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諸橋愛
優勝カップを手に記念撮影に応じる
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ゴール直後に③番車の平原康多をねぎらう⑤番車の諸橋愛
平原康多に乗って鋭脚を発揮

 4月6日に四日市競輪場で「ベイサイドナイトドリームG3」の決勝戦が行われ、諸橋愛(新潟・79期)が直線で鋭く追い込んで一昨年7月の弥彦記念以来となる、通算8度目のG3優勝を飾った。

 レースは後ろ攻めの深谷知広が打鐘をめがけて一気に仕掛ける。正攻法の平原康多が3番手に飛び付いて、松浦悠士は6番手となり最終ホームを通過。松浦は1コーナーから仕掛けるが、平原はバックから合わせてまくり上げる。守澤太志のけん制を乗り越えた平原が前団をまくり切って直線へ向かうと、マークした諸橋が最後は鋭く追い込んだ。
 レース後のインタビューでは「今日はなんとか差せました。差せると思わなかったくらい(平原の)デキが良かったし、僕も(最終バックで)松浦君にからまれたので、ゴールした時も差せたか分からないくらいでした。僕にとっては(平原)康多がいるのが一番デカいですね。体調面では(ウィナーズカップのあとに)家に帰らなかったのが良かったですね。岐阜で志智(俊夫)さんとか山口拳矢君と練習した成果がでたのかなと思います。年末(グランプリで)ちゃんとゴールすることが最終的な目標です。そこがもうちょっと僕に足りないところだし、(佐藤)慎太郎さんとか守澤(太志)にあって、僕に足りないところですね」と喜びをあらわにし、目標を語った。

 

本吉慶司記者

2021年4月6日 21時26分

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