ふるさとカップ(G3)が明日開幕 ~弥彦競輪場~

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諸橋愛
越後の闘将
初日特選は関東が4車結束で絆を見せる

 新潟県、弥彦競輪場で7月28日から開設72周年記念『ふるさとカップ(GⅢ)』が4日間に渡って行われる。

 弥彦競輪場では昨年、寬仁親王牌が行われたため『ふるさとカップは』一昨年以来の開催。67周年記念から69周年にかけてふるさとカップ3連覇の偉業を達成している諸橋愛や、70周年記念、昨年の親王牌を制している平原康多ら、弥彦では関東勢が活躍しており、今年も他地区を寄せ付けない豪華な布陣がそろった。初日特選は地元支部の菊池岳仁が先頭で、吉田拓矢-平原康多に地元の諸橋愛が4番手をかためる鉄壁の関東カルテットが形成された。

 諸橋は「ここに照準を合わせて練習してきた。予定通りにはできたかな。リスクあるトレーニングもしてきたが、ケガもなくこれた。不安要素はレース勘。人とも練習をしていなかったので、それだけです。(一本欠場したが)体調は問題ない」と地元戦に向けて仕上げてきた様子。

 「前回(開催)はGⅠだったし、(ふるさとカップの)連覇も外れたけど、緊張してないっていうのはウソになる」と、この開催にかける思いは誰よりも強く、熱いものがある。「まずは決勝が大前提。そこからです」と、シリーズ全体を見据えて戦い抜く。

小山裕哉記者

2022年7月27日 17時40分

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