ダービー4日目はゴールデンレーサー賞 ~京王閣競輪場~

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松浦悠士(左)と清水裕友(右)が好連係を誓う
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郡司浩平
G1連覇中の男が立ちはだかる
決勝を見据えた一戦

 5月4日(火)から京王閣競輪場で開催されている第75回日本選手権競輪(通称ダービー)は4日目(5月7日・金)にゴールデンレーサー賞(11レース)が開催される。初日と2日目に行われた特別選抜予選で3着までに入った9名が集まった。準決勝へのフリーパスを手にしているが、今開催の優勝を占う意味でも大事な一戦となるだけに最注目の一戦だ。

 ラインは細切れ戦となり、
 ⑤清水裕友-①松浦悠士
 ②郡司浩平-⑧岩本俊介
 ③平原康多-⑥鈴木竜士
 ⑨浅井康太-⑦佐藤慎太郎
 ④稲川翔が単騎となった。

 1番車を手にした松浦悠士(広島・98期)は清水裕友(山口・105期)の番手から勝利を目指す。「今まではお互いに前をやりたいって感じだったけど、今は番手ってなってますね。後ろがチャンスっていうのはお互いにわかっている。良い意味で昨年よりももっと信頼関係ができている。だからといって仕掛けをしぶりだすと、僕らの走りができなくなるし、普段の自分のレースができれば、お互いに良い着が取れる」と競輪界のゴールデンコンビとなった2人の信頼は厚く、強敵相手でも阿吽の呼吸を披露する。

 南関勢の並びも注目されたが、郡司浩平(神奈川・99期)が前回りを決意。「しっかりとレース運びできて自力で力を出し切れて粘れているので感触は良い。前回に引き続いて良い感覚で初戦を終えれたし、次に繋がると思う」と一走を終えて手応えは上々。「岩本(俊介)さんには引き続き前でやりたいですと伝えました。強い選手が勝ち上がってきたけど、負けないように」と昨年の競輪祭から今年一発目の全日本選抜競輪を制してG1連覇中の男が勢いの違いを見せ付けるか。

 ゴールデンレーサー賞の発走予定時刻は16時30分、¥JOY×プロスポーツの締め切り時刻は発走の5分前となっております。

池端航一記者

2021年5月6日 13時49分

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