激戦の初日特選は郡司浩平が勝利!! ~別府競輪場~

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郡司浩平
初日特選は立ち回りと脚力がかみ合い完璧なレース
ソツない走りで白星スタート

 別府競輪開設71周年記念「オランダ王国友好杯」が6月5日に開幕した。一次予選は人気サイドの決着が多かったが、初日特選では、松浦悠士(広島・98期)が7着に敗れて3連単が28,580円とやや高めの配当に。

 松浦に勝利した郡司浩平(神奈川・99期)は前検日に「最近は松浦君と戦う機会が多い。お互いに手の内がなんとなく分かってきている中で、自分のレースをどうできるか。仕掛けどころではしっかり仕掛けるようにしているので、それをレースで出せたら良いなと思います」と話していた通りに、思惑通りのレースができたか。松浦にけん制を入れてから、鮮やかな2コーナーまくりで激戦を制した。

 「(赤板の1センターで)新山君がすんなり行ってくれたので、(4番手を確保して)あとはタイミングだけでした。自分も早めに行けるところはあったけど、そこで松浦君も来そうだなと思ったら、松浦君が見えたので(けん制した)。2コーナーでは必ず仕掛けて、3コーナーを登る前に守澤(太志)さんのところは乗り越えたいなと思っていました。仕掛けた時の初速は良くなかったけど、その後は伸びていたし、踏めているので感じは良いと思います」

 「ピリッとしなかった」と振り返る全プロ記念から中4日の参戦も、しっかり立て直しに成功した様子。シリーズ2日目の二次予選では、11レース(発走予定時刻15時50分)で格上の力を披露する。

岡崎優美記者

2021年6月5日 19時40分

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