宿口陽一がG1初タイトルを手に ~岸和田競輪場~

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宿口陽一
優勝カップを手にガッツポーズ
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吉田拓矢の仕掛けに乗りイエローライン付近を突き抜けた⑧番車の宿口陽一
平原康多の想いを背負いシリーズを戦い抜いた

 6月20日(日)に岸和田競輪場を舞台に行われた第72回高松宮記念杯は宿口陽一(埼玉・91期)が優勝してG1決勝初出場で初タイトル。関東の大黒柱・平原康多が直前に欠場し動揺を隠せない中でのシリーズ参戦となったが、前検日から後輩たちを巧く盛り立て決勝へと勝ち進み、見事に頂点に輝いた。
 
 「信じられないですね。まさかこのメンバーで勝てるとは思っていなかったので、決勝にも(上がれるとは思っていなかった)。正直、自分が一番驚いています。(吉田の)出脚が良くて最後は夢中でした。(ゴールの瞬間は)僕の方が車輪が出ていたのでわかりました。直前に平原(康多)さんが肘のケガで大会にでられなくなってしまって。平原さんが一番悔しいと思いますし、その分までとはいかないですけど、平原さんの分までと思って。いい報告ができますね。(タイトルを獲ってグランプリ出場が決まったが)まだそういう選手じゃないので、まだ1から。年末にそういう方向で迎えられたら。G1を優勝できたので選手として目標が一つ達成できた。周りの目線は変わってくると思うけど自分は変わらずに。一つ、一つレースをこなしていきたい」

 2着には吉田拓矢(茨城・107期)が入線。単騎の山崎賢人の仕掛けに巧く乗る形で抜け出して宿口とワンツー決着。
 「嬉しいです。ラインで決まったので、それが一番です。後ろからだったので一回、回していけるところからいこうと。山崎さんがいったので巧くスイッチして。ホームでいっぱいでしたけど。独特の緊張感で脚が巧く回らなかった。でも宿口さんが優勝して自分も2着だったので。久々に関東にG1優勝を持ってこれたので。次は1着を目指して」

 3着は北日本ライン3番手回りの守澤太志(秋田・96期)。3コーナーから外へと車を持ち出して直線で大外を鋭く伸びた。
 「松浦君が出たので中団からになりましたね。ずっと併走が長引いて慎太郎さんも稲川君に絡まれていて難しかったですね。3コーナーから外を踏んだんですけど、僕が一番スピードを貰えないところから踏んだのできつかったですね。良く伸びた方だと思います。初日に不甲斐ないレースをしてしまったんですけど、今後は自信を持って慎太郎さんの前を回れるように頑張っていきたい」

細川和輝記者

2021年6月20日 17時39分

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