吉田拓矢が2度目の記念V ~久留米競輪場~

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吉田拓矢
レジェンド・中野浩一氏に称えられる
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⑦番車の吉田がゴール線を力強く駆け抜ける
力強いまくりで激戦を制す

 6月29日(火)に第27回中野カップレースG3の決勝戦が久留米競輪場で行われ、吉田拓矢(茨城・107期)が力強いまくりで2度目の記念Vを成し遂げた。
 
 レースは打鐘で山田英明が飛び出すも、取鳥雄吾がすかさず巻き返して最終1コーナーで山田を叩く。中国ラインを追いかけた単騎の吉田は2コーナーからまくりを発動。桑原大志の強烈なけん制を乗り越えて、ゴール線を1着で駆け抜けた。
 「取鳥君のラインに付いていって、2コーナーで仕掛けていった時にイケるなって思った」と納得のいく手応え。「落車があって手放しで喜べないけど、勝てて良かった。(佐世保に続いての優勝で)九州は相性が良いと思う。サマーナイト、オールスターがあるので、そこに向けて一走、一走走っていきたい」と今後の抱負を語った。

 なお、払戻金は以下の通り。
 2車単 7‐8 6,010円
 3連単 7‐8‐9 46,220円
 
 4日間通しての売り上げは51億8023万3900円と、目標の50億円を突破した。

本吉慶司記者

2021年6月29日 17時08分

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