中部地区一丸となって他地区を迎え撃つ ~豊橋競輪場~

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吉田敏洋
熱い想いを胸に大会連覇を目指す
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金子貴志
ホームバンクの利を生かして勝ち上がる
地元のベテランが存在感を放つ

 1月20(木)から豊橋競輪場を舞台に開場72周年記念『ちぎり賞争奪戦』が幕を開ける。地元の中部地区にとって山口拳矢(岐阜・117期)の前検日欠場はかなりの痛手ではあるが、前年度覇者の吉田敏洋(愛知・85期)が中部地区を一つにまとめて他地区を迎え撃つ。

 「(山口)拳矢の欠場はまさかでしたし、自分たちにとってはかなり痛いですけど、残されたメンバーで戦い抜くしかないんでね。直前は豊橋バンクにも入って練習もしてきましたし、いつ自力を出してもいいようにと思ってしっかりと準備はしてきている。初日は皿屋に前で頑張ってもらう感じになりますけど、今年も気を抜かず一戦、一戦、戦っていきたい。去年は去年、今年は今年の戦いがあるんでね。去年は地元が準決の時点で自分一人になってしまいましたし、今年は一人でも多く、一つでも勝ち上がれるようにみんなで頑張っていきたいですね」
 
 ホームバンクの金子貴志(愛知・75期)は大会を3度制覇している実力者。近況は思うような結果を出せていないが、ホームバンクで輝きを取り戻そうと気力を振り絞ってシリーズを戦い抜く。
 「正直、ここ最近はそこまで良くはないですけど、やっぱり地元戦なので頑張りたいですね。一つでも上に勝ち上がれるように頑張りたいです。藤井(侑吾)君とは初めての連係ですけど、直前に豊橋バンクで一緒にモガく機会があったので強さは肌で感じましたね。離れないようにしっかりと付いていきたい」
  

細川和輝記者

2022年1月19日 16時40分

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