吉田敏洋が通算500勝を達成! ~岸和田競輪場~

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吉田敏洋
500勝は通過点(写真は昨年のオールスター競輪出場時)
タテ脚は健在だ

 吉田敏洋(愛知・85期)が1月2日の岸和田競輪第8レースで1着となり、デビュー以来、通算500勝を達成した。

 レースは後方からの組み立てとなった吉田が赤板で押さえてアクションを起こす。打鐘過ぎに青柳靖起と上野雅彦が仕掛けると、両ラインの番手が離れ、先行は青柳になり、上野がその番手に入り、吉田は3番手にはまった。上野が2センターから車を外に持ち出すと、吉田は直線で青柳と上野の中を割って1着でゴール線を駆け抜けた。

 通算500勝(昭和58年4月以降の競走における)達成は、2022年12月14日に達成した山内卓也(愛知・77期)以来通算44人目(男子選手のみの場合43人目)でデビューから22年4ヶ月20日(デビューの日を含まないで)での達成、登録日から22年7ヶ月1日での達成となる。

 特別競輪でも活躍した吉田は通算4度のGⅢ優勝もあり、ファンの人気も高い選手。昨年は長期欠場から復帰など試練の一年となったが、年末からは調子も上向き。次走は16日からホームバンクの名古屋F1に出走予定。地元の重鎮の活躍に注目だ。

髙野航記者

2023年1月4日 14時12分

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