地元の和田健が主役

　松戸ナイター競輪ガールズF1が29日（土）から開幕する。予選から豪華メンバーが集まったが、初日特選は別格。タイトルホルダー3名と、昨年S班を務めた地元の和田健太郎（千葉・87期）が登場する。

　約4年振りに地元のF1戦を走る和田健だが、前回の和歌山記念2日目に落車。「落車はあるものだし、仕方ないですね。骨折はなかったけど、以前の落車で痛めた肩鎖関節脱臼をまたやった。フレームは大丈夫だったんですけどね」と話す。ただ「練習はけっこうしっかりやれました。感じも悪くなかったですね。でも、練習と本番は違うので、一走して確かめたい」と感触はまずまずの様子だ。和田健はこのあと大垣F1を走り、その後に今年最初のG1全日本選抜競輪を控えている。「取手での全日本選抜は、自分が初めてG1の決勝に乗れた大会。そこをきっかけに良くなっていった大会です。今度の全日本選抜でもきっかけになる大会にしたい」と意気込みを話した。初日は和田真久留（神奈川・99期）に前を任せての競走。「彼は名前の通り、まくりが得意ですよね（笑）。カマシでもまくりでもいいし、タイミングを見て仕掛けてもらいたい」。南関屈指のダッシュマンに勢いをもらい、松戸の短い直線でも突っ込むつもりだ。

• 選手詳細データ

• 
  和田健太郎 選手千葉・87期