初日は若手が大活躍! ~高知競輪場~

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1レース1番車の期待に応えた
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中西大
S級初優勝の地で連勝を目指す
今節は若手が中心になるか!?

 第3回施設整備等協賛競輪『土佐水木賞』(GⅢ)が26日(土)から高知競輪場で開催されており、初日は勝ち星を挙げた12人のうち、9人が100期以降で、若手の活躍が目立った。
 1レース1番車に抜てきされた太田龍希(埼玉・117期)がオープニングレースを制すと、続く2レースの橋本優己(岐阜・117期)に、3レースの阿部将大(大分・117期)はホームからの巻き返しで白星スタートと117期が3連勝を決めた。

 太田は「1レースでキツかったし、1番車を貰えたので緊張したけど、残れて良かった。500バンクに慣れているのもあるけど、軽かったし、走りやすかった。直線が大宮より短いですね」と初の高知バンクも問題なしで笑顔を見せた。

 橋本は「500バンクは変則的だし、昨年の記念のVTRを見てきたかいがあった」と独特な当所のバンクを研究してきた。「今年はヤンググランプリを狙っている。今回は同期も多いので負けないように頑張りたい」とヤンググランプリ出場へ目標を定めている。

 阿部もヤンググランプリに照準を定める一人だ。「同期がみんな勝っているのがわかっていたから緊張した。ヤンググランプリは目標にしています。ただみんな強くて107点、108点ないと出れない感じですね。選考期間中は頑張りたい」と初日をクリアした勢いそのままに二次予選も突破するか。

 初日のメインレース初日特選では中西大(和歌山・107期)がラインを上位独占に導く完勝を決めた。
 「初手は想定外だったが、前がもがき合いになって展開が良かった。ダッシュはないけど、そこからの加速でいけると思った。展開が向いたとはいえ、ライン3人で決まったのが良かったですね。前回に引き続きいいし、それよりもいい感じがする。高知でS級初優勝したのは繰り上がりだったけど、嬉しかった。今回は裏開催だけど、G3初優勝したいですね」と手応えは十分で、優勝も見据えるだけに2日目以降も躍動しそうだ。

池端航一記者

2022年2月26日 19時06分

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