開設73周年記念・海老澤清杯『桜花賞』が開幕! ~川崎競輪場~

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郡司浩平
地元のエース郡司浩平選手が主役
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佐々木眞也(左)、松谷秀幸(中)、佐々木龍(右)
今シリーズは昼開催!

 4月14日(木)から川崎競輪場を舞台に開設73周年記念・海老澤清杯『桜花賞』が開幕する。S班は5名が参戦と豪華メンバーが終結した。地元・神奈川勢は12名が参戦して他地区の前に立ちはだかる。
 地元のエース・郡司浩平(神奈川・99期)は共同記者会見場に姿を現すと最初に前回の平塚記念の決勝戦を振り返った。「前回の決勝は打鐘ですんなりと叩けばよかったけど、口が空いていたのが見えて体が反応してしまった。そこが敗因ですね。気持ちの弱さが出てしまった」と反省の弁を口にした。「終わってからは一息つくとそこから中2日で(状態を)上げるのは大変なので、自転車に乗ってレースが続いているつもりでやってきました。特になにも変えていない。体調を崩さないようにだけを気を付けてました」と状態を落とさずにホームの記念開催を迎えた。「今開催は南関勢がたくさんいるので、盛り上がるように、引っ張っていければ」とエースの自覚は十分だ。

 今開催もうひとつの注目は松谷秀幸(神奈川・96期)を筆頭に弟弟子でもある佐々木龍(神奈川・109期)、佐々木眞也(神奈川・117期)の3名だ。
 松谷は「今回から新車ですね。以前のモノとメーカーが違う。サイズとかは一緒です。練習の感じは悪くなかった」と新しい武器を投入する。「少しずつ良くなっている。いつも通り、佐々木兄弟の3人とやってきた。弟弟子の2人と一緒の開催なので、恥をかかないようにしたいですね(笑)」と気合は十分だ。
 佐々木家の長男でもある佐々木龍は「ここのあっ旋が出てからここに向けて仕上げてきたので状態は上がっている。練習は兄弟と松谷さんとやってきた。間隔が空いたので、一走してから確かめたい。競りにいったりとか勝負する所は勝負してきたのが身になっている。それにG2を経験したのも大きい。目の前の1日、1日が勝負です」と追い込みとしての技量も高まったこを実感して地元記念に挑む。
 佐々木眞也は「学生時代から川崎記念を走ることを目標としていた」と念願の地元記念出走に感無量。「兄(龍)と松谷さんがいるからしっかりと頑張りたい。自分のことで精一杯だけど、成果を出せるように頑張りたい。直前の練習の感じも悪くなかった」とまずは予選突破へ全力疾走だ。

 郡司は最終12レースの初日特選、松谷は予選メインの11レースで主役を務める。兄の佐々木龍は6レース、弟の佐々木眞也は3レースに出走。エンジョイ投票サイトでの締め切り時刻は発走の5分前となっております。

池端航一記者

2022年4月13日 16時30分

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