地元勢が大挙して勝ち上がり ~川崎競輪~

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福田知也
久々のホームバンクで1着スタート
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内藤秀久
恒例の『内藤ポーズ』でアピール
地元から5名が白星を手に2次予選へ進出

 川崎競輪開設73周年記念『海老澤清杯・桜花賞』は初日が終了。地元勢はなんと5名が1着スタートを切る大躍進。二次予選には9名が勝ち上がった。
 地元勢で最初の白星を飾ったのは4Rの福田知也(神奈川・88期)。青野将大の先行に乗り、再三仕事をした上で抜け出した。出場予定だった2月川崎F1は中止となってしまったが、その分のうっ憤も晴らし、写真撮影では会心の1着ポーズも飛び出した。
 「土屋さんが3番手の仕事をしてくれて後ろを気にせずに仕事ができた。川崎を走ること自体が久々で緊張していたんですけど、1着を取れたので気が楽になった」
 9Rはファイター・内藤秀久(神奈川・89期)が野口裕史を利して1着。気持ちを全面に押し出して戦う内藤は、もちろん初日から気合がパンパン。二次予選以降に向けて、さらに気持ちを入れ直した。
 「緊張があるのかフワフワしていたので、もっと気合を入れないといけないですね。正直言ってホッとしています。でも、目指すところは決勝なので。ダウンから気合を入れてやります」

 最終レースもエースの郡司浩平(神奈川・99期)が白星で締めて、まさに”お祭り状態”だった地元勢。この勢いのまま牙城を守るのか。それとも平塚記念のように他地区が打ち砕くのか。2日目以降にも注目したい。 

熊谷洋祐記者

2022年4月14日 19時05分

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