郡司浩平、清水裕友が二次予選を逃げ切り勝ち ~函館競輪場~

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郡司浩平
連日、北日本勢の前で先行勝負を見せる
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清水裕友
久しぶりの逃げ切り勝ちを収めた
二次予選はS班4名が全員1着で貫禄を示す

 函館競輪開設72周年記念「五稜郭杯争奪戦」は15日に2日目が終了。二次予選は9Rから12Rまで二車単の配当は一番人気で決着。S班の4名がしっかりと勝利をおさめて、人気に応えた。

 12レースで逃げ切った郡司浩平は「行けるところで仕掛けてって考えていたし、吉田君がカマシに行きたそうだったので、フタをしてテンポをずらしてでした。昨日も長い距離を行っているので、今日も楽に駆けることができたし、感じ良く行けた。3人で出切れた時には決まる感覚がありました」と、前へ、前へ攻める姿勢が先行策につながっている。準決勝は南関一人になったが、佐藤慎太郎とS班ラインで本線を形成する。

 清水裕友は直近4カ月で逃げの決まり手がゼロだったが、11レースで久しぶりの逃げ切り勝利。前回のダービー優参に続いて好調をキープしているが、修正点もある様子。「前受けは考えていたが、末木(浩二)さんの先切りは予想していなかった。まあでも、おおまかな感じは想定通りですね。(鈴木浩太が)流していたので先行する形になりました。バックが追い風だったので、前半は流し気味に踏んで後半にかけて踏んでいきました。ワンツースリーで良かったです。昨日よりはいいですけど、ピリッとしないところもあるので修正していきます」

小山裕哉記者

2022年5月15日 22時06分

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