『函館ミリオンナイトカップ』が明日から開幕! ~函館競輪場~

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菅田壱道
地元地区で初日から疾走する!
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畠山ひすい
4日間、積極的な走りでファンを沸かせる
今回はナイター開催

 8月4日から函館競輪場を舞台に函館市市制施行100周年記念・函館競輪G3ナイター『函館ミリオンナイトカップ、ミリオンナイトクイーン(F2)』が開催される。9日から開催される西武園オールスターの直前なだけにトップ選手が不在でV争いはし烈を極める。また今節は岸和田場で行われる第3回大阪・関西万博協賛競輪と同日程で(岸和田は昼間開催、函館はナイター開催)で行われるリレー方式となっている。

 今開催のシリーズリーダーは7月の福井記念で優勝を果たした菅田壱道だ。
 「前回のサマーナイトは状態は変わらなかったが展開が向かず、バンクコンディションも風が強くて得意じゃなかった。最終日は取りこぼしたけど、やれることはやった」と前回を振り返った。
 「終わってからは雨が続いて室内練習が多かったけど、仕上げてこれたと思う。体も痛い所はなく、風邪も引いていない。函館はナイターだと後半は風も止んでくる。優勝したこともあるし、好きなバンクですね」とばっちり調整してバンク相性も◎だ。
 「初日は単騎3人で2分戦だから流れに応じて走りたい。福井で思ったけど、優勝は気持ち良い。記念の優勝はなかなかできないことだし、今回はオールスター組がいないけど、しっかりと走りたい」とシリーズリーダーとして初日から責務を全うする構えだ。

 前半戦に行われるガールズからは今開催唯一の新人で卒記チャンプで地元期待の星でもある畠山ひすいが参戦する。
 「先輩方が相手だと自分のかけ方に持ち込めないですね。(本格デビューしてから)なかなか思い通りに走れていないですね。先頭に立つのは意識しているけど、そこまでに脚を使ってしまう」とルーキーシリーズでは3場所走って5勝して1度優勝しているが、本格デビュー後は決勝こそ外していないが、勝利がまだない。「レース内容にはこだわっています。無理やりでも前に立って頑張ると決めているので。今回も4日間、バック線を取るつもりで風を切っていく」と仕掛けに迷いはなく、積極的に駆けていくつもりだ。「函館は応援してくれる人がたくさんいるから力になります」とファンの声援を力に変えてシリーズを完走する。

池端航一記者

2022年8月3日 15時54分

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