畠山ひすいがガールズ決勝戦を制す ~四日市競輪場~

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畠山ひすい
今後も先行一本で活躍を誓う
今シリーズは満面の笑みで締めくくった

 卒記クイーンの畠山ひすい(北海道・20歳)に、在所1位の又多風緑、ルーキーシリーズ2連覇中の小泉夢菜など激戦ムードの漂ったガールズ決勝戦。逃げた畠山が力強く押し切って嬉しい初Vを飾った。
 レース後のインタビューでは「今日は後ろから押さえていくつもりでした。初日のこともあったのでいつもよりは出る時に強めに踏みました。出切ってからはペースで駆けられた。バックまでは良い感じに踏めたけど、直線が長いので最後まで持つかなって思った」と激戦を振り返った。「松戸の時はずっと泣いていたけど、ようやく結果を残せて安心しています」と前回とは打って変わって検車場では満面の笑みを見せてくれた。

 懸命にまくり上げた又多風緑(石川・20歳)が2着。レース後検車場へ引き揚げてくると、悔しさのあまり涙がこぼれ落ちた。
 「前回の松山に比べたら立て直せられたと思う。松山の時は車が全然伸びなくて、それに比べたら自力を出せたし、自分の中では良いレースをしたと思う。悔しいけど、ちょっとは期待にも応えられたのかな。前回が30点だとしたら、(レースは)90点くらいには持ってこれたかなって思います」

本吉慶司記者

2022年5月29日 21時40分

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