畠山ひすいが第6回ガールズフレッシュクイーンを制す ~高知競輪場~

photo-80947
畠山ひすい
花束を手にバンク内で写真撮影
photo-80948
直線外を迫る又多を3/4車身差で振り切ってゴール
前回決勝の失敗を糧につかみとった勝利

 4月14日(日)に高知競輪場で『第6回ガールズフレッシュクイーン』が行われた。終始好位をキープしていた畠山ひすい(122期・北海道)が判断良く内へと切り込むと、直線で鮮やかに抜け出して優勝。昨年は今大会に出られなかったが、卒業クイーンが初挑戦で大仕事を成し遂げた。

 レースは竹野百香が号砲とともにポンと出て、周りの気配を窺いながら誘導員を追い掛ける。1番車の松井優佳がその後ろにつけて、以下は畠山ひすい、又多風緑、松本詩乃、藤原春陽、河内桜雪の並びで周回を重ねる。打鐘過ぎ2センターから最後方にいた河内が上昇していくと、松井が竹野との間に空けていた車間を詰めながら真後ろまで引き付ける。3番手の内で併走となってしまった畠山は最終2コーナーで腹を決めて内へ切り込む。最終4コーナーまでコースは空かなかったが、松井が外へ車を外した瞬間に踏み込むと、竹野との間を割って直線で突き抜けた。

【畠山 ひすい(1着)】
「普段通りの気持ちでいけました。本当は(最終)2コーナーからカマそうと思ってたんですけど、フタをされてしまった。普段ならフタされたら6、7番手まで下げてから勝負してたんですけど、それで前回(松阪の決勝で)失敗していた。なので、今回はフタされても引かないと決めていました。本当は自力で勝ちたかったし、内容には満足していないんですけど、フタされた時のレパートリーが一個増えたかなと思います。まだG1を一回しか走ったことがないので、常にG1で戦えるように頑張りたい」

細川和輝記者

2024年4月14日 14時48分

開催情報

ページトップへ