輪史に名を刻む存在

　8月29日（月）から取手競輪場で『レジェンドカップ・サンスポ賞』F1シリーズが始まる。

　今年も数多くのタイトルホルダーが参戦しているが、なかでもG1を16勝、通算現役最多勝の894勝、競輪界のレジェンド・神山雄一郎（栃木・61期）が存在感を放つ。
　「（レジェンドカップに）呼んでもらえて光栄ですよ」と過去にもレジェンドカップのあっせんが入ったことはあるが、出走するとなると今回が初。「（ここまで続けてこれたのは）自転車が好きだからだけど、やっぱり勝たないと。そのために頑張っているのだから」と改めてモチベーションを語ってくれた。直近の目標はの問いには「S級最年長記録の更新かな。厳しいかもしれないけど」と西川親幸が52歳4カ月22日で優勝した記録の更新を口にした。

　神山は初日10レースに登場。目標の木村弘は前回立川の初日に連係したばかり。その時は先行を差せず3番手の石川雅望が突き抜けたため3着に終わったが「前回連係したばかり。続けざまの連係になるからね。やれると思うよ」と不敵な笑みを浮かべただけに、今度はゴール前勝負を制すシーンに期待だ。

　

• 選手詳細データ

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  神山雄一郎 選手栃木・61期