神山雄一郎が今年最終戦勝利で通算909勝 ~取手競輪場~

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神山雄一郎
白星を挙げて1勝ポーズで写真撮影
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909勝目を挙げたゴールの瞬間
12月24日14時から会見が行われる

 2024年12月23日、取手競輪場でF1シリーズ『サテライトしおさい鹿島杯』の最終日が行われた。第7レースでは来期A級に降格する神山雄一郎(栃木・61期)が909勝目を挙げた。
 「(今日のレースを振り返ってもらって)なんか、昨日もちょっと重くて、風のせいもあったと思うんですけど、今日も顔見せまで重くて。昨日のを引きずっているなと思ったんですけど、プロテクター等を脱いで勝負をしたら思いの外、スタートから状態が良くて、結構いける感じだったので、状態は良く走れたと思います今日は。(プロテクターを外そうと思ったのは?)多少でも軽くして走って、着に絡めればと思って。(昨日、今日と弟子の飯嶋と一緒で、今日は先頭で真船が頑張ってくれたが)真船君に任せていただけで。真船君はスタートも早いし、東日本の僕らが良く連係する東日本の自力型の中ではすごく信頼できる選手なので、僕の中ではお任せで。(最終バックで紫原がまくってきたが)紫原さん、まさか来るとは思っていなくて。巴君がもう1回、まくってくるかなとは思っていたので。でも6番車だったので、わぁ紫原さんかと思って。なんか昔を思い出した感じ。(最終3コーナーは自然と体が外に動いた感じだったが)状態が良かったので、あれは状態が悪いと動けないので。まぁ何とか動けて、そんなに良いブロックではなかったけど、止められた形はとれたので。良かったと思う。(最終4コーナーからの踏み応えは?)上半身と脚との連動が凄く今日は出て、あれが毎回、毎回、出ればいいなっていうぐらいの感覚が今日は出たので、凄く良かったです」とレースを振り返り、自身の状態、レースの走りに納得の表情を見せた。
 「(追加がなければこれで今年最後のレースとなるが今年を振り返って)年々、厳しくなっている中で、ひとつでも良い所を見つけてとか、1着を取ろうと思って1年間やってきましたけど。良い時もあったしダメな時もあったので、まあ1年間精いっぱい、自分なりにこなしてきた1年だと思います」とこの1年を総括した。
 「(今日はやれることを全部やれたかなと?)同期の紫原さんのおかげってのもありますけど、ここにきて最後に自分らしいレースができたかなと思います。昨日も頑張りたかったけど。昨日は力不足で負けちゃったんですけど、昨日、今日とプロらしいレースができたかなと思って。納得の開催で嬉しかったです」と笑みを浮かべた。
 「909勝目。(910勝まで)あと1つ足りないけど、まぁでも手を抜いた36年じゃないので、何レースしたかわからないけど、毎回、毎回、積み重ねてきた結果だと思います。(910勝目に期待しても?)そうですね、家に帰ってゆっくりしてそこからですね。(来期に向けてプランみたいなものは?)プランはずっと立てて頑張って来たんですけど、まぁあんまり先のことは考えていないので。とりあえず取手で2勝したかったけど、そう甘くはなかったかなって感じで。まだそこまで先のことはって感じです」と最後に語ってくれた。

 最後に明日12月24日(火)、神山雄一郎が都内で会見を行う予定があることを競輪を統括するJKAがリリースを出した。会見の内容に関して現時点で詳細は不明で、14時に本人の口から語られる。

池端航一記者

2024年12月23日 18時43分

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