競輪界のレジェンド二人が連係 ~佐世保競輪場~

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神山雄一郎
整備していた手を止めてインタビューに答える
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小嶋敬二
メンバーを見て笑顔がこぼれる
2人合わせて20個のG1タイトル

 12月5日から佐世保競輪場で行われている開設69周年記念『九十九島賞争奪戦』G3の3日目6レースで競輪界の歴史を彩ってきた神山雄一郎(栃木・61期)と小嶋敬二(石川・74期)の2人の連係が実現する。
 先頭を走る小嶋敬二は「神山さんと一緒? 凄い番組だね。神山さんって今は800勝越えでしょ。俺とは偉い違い。これって2人で何勝? 1635勝(神山872勝、小嶋763勝)とは凄いね。年齢を合わせたら101歳。凄いライン。これは死ぬ気で頑張らないと。先行かな。とりあえず自力で頑張ります」と笑顔の中にも時折、真剣な表情を見せた。
 番手を回る神山雄一郎は「(小嶋君との連係でも)やることは一緒なので。真剣勝負なのでどこを走ってもお客さんの期待に応えられるように。(連係は)たぶんあるでしょう」と自転車を整備していた手を止めて丁寧に話してくれた。
 神山雄一郎は16個、小嶋敬二は4個のG1タイトルホルダー。燦然と輝く実績を持つ2人が並ぶ超豪華タッグ。負け戦とは言えども歴史を築きあげてきた重厚感のあるベテランの連係に胸が騒ぐ。

池端航一記者

2019年12月6日 19時18分

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