椎木尾拓哉は正念場を迎える ~和歌山競輪場~

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椎木尾拓哉
久々の検車を終えて緊張の面持ちでポーズをとる
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椎木尾拓哉
リラックスムードで自然体をアピール
満身創痍でも気持ち一本で

 6度目の地元記念参戦となる椎木尾拓哉は昨年に初めて決勝に進出するも3着。今年はそれ以上の結果が欲しいところだが、昨年の寬仁親王牌で落車して右足首を骨折。今シリーズが87日ぶりの実戦復帰となった。前検日には「完治は今月中の予定だが、まだ足首にはボルトが入っている。現状のベストは尽くすし、気持ちは入っている」と話していた通り、予選では目標の中井太祐が叩かれて厳しいとみるや、最終2コーナーから自らまくり上げて3着に食い込んだ。「思っていたよりは動けたし、頭で考えるよりも体が反応した。久しぶりの実戦だったが不安は払拭できた。今回のケガで一か月半くらい歩けなくて、松葉杖をついていた。まずは歩く練習から初めて、そこから自転車に乗りました。家族が送り迎えとか色々なサポートをしてくれたおかげでここで復帰できたし、昨年のリベンジをしたい。まずは目の前の一戦一戦に集中します」と、家族の想いも背負って11Rで川村晃司を目標に2予A突破を目指す。

本吉慶司記者

2020年1月10日 18時56分

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