同期2人を退けて9連勝を決める

　8月28日から青森競輪場で開催されているミッドナイト競輪F2は29日に2日目が終了。今シリーズ一番の注目でもある安彦統賀（埼玉・121期）が期待通りの走りを披露して連勝で決勝に進出。決勝の安彦は同期の安倍大成と別線を選択して特班を目指すことになった。
　準決勝を終えて「本当は全部突っ張りたかったしその作戦だった。中釜君がきたのがわかって踏み上げたけど、出られてしまった。彼は養成所時代からダッシュはトップレベルだったので、きても1車だろうと思っていた。もう少しペースを上げていればよかったかも。出られたところが反省」と持ち味の先行で勝ち上がれなかったことを悔いていた。

　「決勝は別でやります。自分も連勝が続いているのもあるし、安倍君も連勝で勝ち上がってきている。みんな特進を目指していると思うから互いに力を出し切れる方が良いと思って」と別線となった理由を説明した。

　「ここまで同期が8連勝まで決めて特進を狙うレースで構えて失敗しているのを何度も見ているからそういう失敗がないようにしたい。気負わずに1着を取れる自分のレースをやってそれで優勝ができればいい」と同期と同じ失敗をしないように心掛けており、持ち前の先行力を発揮して9連勝達成を目指す！

• 選手詳細データ

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  安彦統賀 選手埼玉・121期