準決勝は岩城佑典、市村昌樹との3分戦

　3月1日から大宮競輪場でF1シリーズが開催されている。A級戦の主役である安彦統賀（埼玉・121期）は初日特選で力強く逃げ切り、ホームバンクで1着スタートを決めた。

　レースを終えた安彦は「バックの風が向かっていたので、そこを踏めるように余力を残していきました。小林（則之）さんの勢いが良かったし、自分で止めるしかなかったですね。体の感じはいいと思います」と手応えは上々。

　来期は初S級が当確状態で「今は来期を見据えてバックを取る競走を意識している。長い距離を踏んでもっと脚を付けたいですね。地元はチャレンジで優勝があるけど、1・2班ではまだない。まずはしっかり自分の競走をして」とスケールの大きな走りに徹し、先を見据えている様子。

　準決勝は充実の援軍を背に、積極策で別線を完封へ。

• 選手詳細データ

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  安彦統賀 選手埼玉・121期