山岸佳太が気持ちを入れて決勝へ ~川崎競輪~

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山岸佳太
改修前最後の戦いは積極的に攻める
今年最後の川崎決戦

 川崎競輪ナイターF1は22日(木)に最終日を迎える。山岸佳太(茨城・107期)は準決勝3着で辛くも決勝進出。地元の東龍之介(神奈川・96期)と再タッグを組んで決勝戦に挑む。

 準決勝12レースは挑戦者の照井拓成がフカシ気味に駆ける展開。山岸は6番手からまくり上げるが、それに合わせて櫻井正孝が外を張りながら踏み込む。勢いよく前団に迫った山岸だったが、仕掛けを合わされて3着に入るのが精いっぱいだった。
 「あれだけフカされるとは思ってなかったし、まさか番手まくりとは。さすがに厳しかったです。東さんが内に行ってくれて、なんとか現地集合できてよかった。ちょっと自転車も合ってない感じがしました。セッティングを煮詰めたいと思います」

 レース後は反省に終始したが、決勝戦に話が移るとさらに気を引き締めた。
 「小さいレースをしてしまって、東さんに申し訳ない。決勝はその分もじゃないですけど、東さんにもチャンスあるレースをしたいと思ってます」

 川崎はG3も含めて2度のS級優勝がある好相性バンク。バンク改修前最後のレースは、山岸と東でゴール前勝負といこう。

熊谷洋祐記者

2022年9月21日 22時14分

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