渡邉雄太が不安を払拭 ~松戸競輪~

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渡邉雄太
今度は自力でスピードを見せつける
判断良くまくって1着スタート

 松戸競輪ナイターF1『第21回吉井秀仁杯』は17日(火)に初日が終了。ヤンググランプリ覇者の菊池岳仁(長野・117期)や、タイトルホルダーの三谷竜生(奈良・101期)ら、好メンバーがそろった初日特選を制したのは、渡邉雄太(静岡・105期)だった。

 前を任せた野口裕史(千葉・111期)が菊池に突っ張られる展開。野口は外に浮いて後退してしまうが、渡邉は中近勢の後位に降りて3番手を確保する。踏み合いでペースが上がった中でも、渡邉は最終2コーナーから仕掛けて前団をまくり切った。
 「めちゃくちゃきつかったです。野口さんだから、叩き切っちゃうことも考えながら付いていたけどとりあえず3番手に入って。そこから菊池君が流したから、バックを踏んできつかった。ホームで来られたらまた違ったけど、来なかったので自分のタイミングで仕掛けた。思ったよりも調子は大丈夫ですね」
 昨年は地元の伊東記念決勝で失格と、後味の悪い終わり方をしたが、今年の初戦は気持ちよく白星スタート。競走間隔が空いた不安も払拭した。準決11Rは自力で三谷と再戦。巧みに立ち回って、連勝ゴールを目指す。

熊谷洋祐記者

2023年1月17日 21時53分

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