開設71周年記念『椿賞争奪戦』が明日開幕 ~伊東温泉競輪場~

photo-36336
深谷知広
静岡籍で初の地元記念に挑む
photo-36337
渡邉雄太
68周年記念の覇者
地元勢が豪華な布陣で迎え撃つ

 伊東温泉競輪開設71周年記念「椿賞争奪戦」が明日の16日(木)に開幕。

 今年の1月6日付で静岡に移籍した深谷知広(96期)は初の地元記念に挑む。当地では今年の11月に優勝。FⅠシリーズとは思えぬ強敵を相手に堂々としたレースでの勝利は〝地元〟深谷の強さを感じることのできるシリーズだった。また、深谷にとっては2017年の青森記念以来4年ぶりの優勝で、今開催でも地元のエースとしての戦いに注目だ。

 「競輪祭の後は、全日本(自転車競技選手権大会)トラックに向けて練習をしていたので、疲れはあるけど、準備はしたい。前回(11月の伊東FⅠ)は、優勝をしているけど、今回の方が気合いは入っている。(移籍後、初の地元記念で)からまわりしないようにしたい。楽しみ」と、今シリーズにかける高い意気込みが感じられた。

 深谷は静岡競輪場でトレーニングを行っており、静岡の若手選手、ベテラン選手に知識や、練習方法などを教え、全体の底上げを図っている。68周年記念の覇者・渡邉雄太もその一人だ。「競輪祭の後は、深谷さんたちと一緒にめちゃくちゃ練習をしてきた」と充実した練習ができた様子。近況の調子は上り調子となる中で迎えた地元記念だけに、2度目の伊東記念優勝も不可能ではないだろう。

 

小山裕哉記者

2021年12月15日 17時01分

開催情報

ページトップへ