渡邉雄太が節目の200勝を達成 ~玉野競輪場~

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渡邉雄太
大好きなBzの〝稲葉ポーズ〟で記念撮影
勝負所を逃さず仕掛けてS班3名をまとめて退治

 7月18日(月)に玉野競輪場で行われた第18回サマーナイトフェスティバルの最終日9レースで渡邉雄太(静岡・105期)がロングまくりで別線を封じて節目の200勝を達成した。
 清水裕友が赤板で押さえた上を、吉田拓矢が打鐘過ぎに叩いて出る。清水裕友が引くに引けず番手で粘ると、渡邉は抜群のタイミングで一気のスパート。3番手を回っていた内藤秀久が離れるほどのスピードで一気に出切ってしまい、ゴール前も失速することなく踏み切って先頭でゴール線を駆け抜けた。
 「先行は清水さんがすると思ったので、前を取って吉田君だけ突っ張れればって思っていたんですけど、清水さんがきたので。8割くらい吉田君が来ると思っていたので、突っ張るかどうしようかちょっと迷ってしまいました。吉田君が出た後に流したのか詰まったので、ここだって思って仕掛けました。後ろがどうなっているかはわからなかったんですけど、最後に鈴木(裕)さんだって確認できてよかった。でもゴール前はいっぱいでしたね」
 今シリーズは初日にまくりで3着入線。2日目は番手のもつれを尻目に逃げて2着と3日連続での確定板入り。尻上がりに気配も着順も上げていき白星でシリーズを締めくくった。
 「走る前から(勝てば200勝と)知っていましたけど、今回は岡山だったので僕の大好きなBzの稲葉さんの地元で、最終日ですけど勝てて良かったです。一番印象に残っている1着はデビュー戦ですかね」
 昨年から深谷知広と一緒に練習をするようになってから確実にレベルアップしている渡邉雄太。次走は佐世保記念で、来月には西武園で行われるオールスター競輪にも出場予定で今後の活躍にも期待したい。  

細川和輝記者

2022年7月18日 19時30分

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