S班の力を見せつけた

　3月10日、松山競輪開設73周年記念「金亀杯争覇戦」の二次予選が行われ、メインの12レースは郡司浩平が快速まくりを決めた。松谷秀幸との二車単は１７０円で一番人気にしっかりと応えた。

　初手で正攻法に構えた郡司。「スタートが前からでも巻き返すチャンスはあると思ってました。（野田が）先に切りに来てくれた方が早めに態勢が整いますし、仕掛けを逃さないようにと。阿部さんが3番手にいることも分かってたので、しゃくられないように意識しながら行けるところでしっかり行けました」と、すべて想定内のレースで実力を誇示した。

　「踏み込んだ感触も、バックのスピードの乗りも良かった。体の疲れもないですし、自転車の出も問題ない。調子は良いですね」と準決勝に向けても視界は良好だ。準決勝は中国勢と四国勢が別線となったが、包囲網を敷いてくるだろう。それでも圧巻のまくりでねじ伏せる。

• 選手詳細データ

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  郡司浩平 選手神奈川・99期