吉田拓矢がF1戦3連続Vへ ~立川競輪場~

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吉田拓矢
鋭い眼光で優勝を見据える
力の差を見せつける

 立川競輪F1は17日(金)に最終日を迎える。S級決勝12Rの主役は前期S班の吉田拓矢(茨城・107期)だ。

 初日特選は打鍾からの先行策で地元の高橋築とワンツー。準決は橋本壮史のまくりに乗って抜け出した。準決後は、同級生で練習仲間の橋本を気遣いながらレースを振り返った。
 「(橋本は)初連係で焦ってたんだと思う。本当は前取ったら全部引いて、すかさず行くと思ってた。でも、引くのが遅くなってしまったので。ただ、気持ちは伝わってきた。一瞬前に出たから残せるかなと思ったけど、後ろも来ていたので踏ませてもらった。自分はずっと余裕はありました」
 決勝は初日と同じく、高橋を連れての自力戦。優勝ならば、1月名古屋、2月小倉に続いて3連続でのF1戦優勝となる。
 「(高橋)築さんと決められるように。F1戦だからって勝たなきゃいけないプレッシャーとかは感じないです。いつも通りやるだけです」
 脚力は断然の存在。気負いはなく、平常心で実力を示す。

熊谷洋祐記者

2023年3月16日 17時45分

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