ケガから復帰後初の自力戦で結果を出した

　7月6日、小松島競輪開設73周年記念「阿波おどり杯争覇戦」の初日が行われ、今節のトップ９が激突した初日特選は郡司浩平が制した。

　郡司は周回中に犬伏湧也にフタをして打鐘前２コーナーで勢い良く誘導を切る。先頭に立った郡司はペースを上げると、犬伏湧也が強引に叩きに出て、小倉竜二は口が空いてしまう。番手に入った郡司は態勢を整えてから犬伏との車間を詰める勢いで一気に踏み込んだ。

　「脚は使いましたけど、スピードを上げておかないといけないですからね。今回は犬伏君のところにはまれたけど、前に踏んでおけば、いい位置を取れるので」。郡司は狙っていたレース運びができて「やりたいレースができた。自力の時の手応えもあった」と、肩甲骨骨折から復帰後、初の自力勝負で好感触をつかんだ。

　「番手を回ることが増えているけど、自力の時にこそ見せておかないといけない。結果、内容ともにですね」。輪界屈指のオールラウンダー郡司。今年の後半戦開始から幸先いいスタートを切った。

• 選手詳細データ

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  郡司浩平 選手神奈川・99期