単騎の眞杉匠が毘沙門天賞を制す ~取手競輪場~

photo-79968
眞杉匠
毘沙門天賞は抜群のコース取りから1着をつかみとった
準決勝は同期同級生の森田優弥を目標

 「第8回ウィナーズカップ」は22日に開催2日目が行われ、メインレースの「毘沙門天賞」は単騎の眞杉匠が制した。レースは犬伏湧也の先行を清水裕友から最終ホームから一気に巻き返す。眞杉は7番手の位置から踏み上げ、2センターでは内に潜りこむ。4コーナーから外に持ち出して激戦を制した。

 【眞杉 匠(1着)】
 「(周回中に脇本雄太と5番手が併走になったのは)あの位置がほしかったんで。(前の中国勢が仕掛けたところは)そこで口が空いてしまって、深谷(知広)さんとハウスしながらだった。そのあとはちょっと内に行ってしまった。今日(2日目)はハナを切ったわけじゃないので、(脚の状態は)わからないけど悪くはないです」

 明日の23日に行われる準決勝は11レースに出走。同期の森田優弥を目標に番手回りとなった。昨年の立川記念では眞杉の先行から森田が記念初V。今度は前後が逆の並びとなった。前を走る森田は気合い十分だ。「眞杉君は同期ですけど、S班ですし格上の選手。去年の立川記念は眞杉君の番手を回りましたけど、今回は自分が前で頑張りたい。自分もそこ(S班)を目指して追い掛けて、そこに並んで追い越せるようにと思っているので。こういう大きなところで連係できるのはうれしい」

小山裕哉記者

2024年3月22日 19時11分

開催情報

ページトップへ