眞杉匠がサマーナイトフェスティバルを制す ~松戸競輪場~

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眞杉匠
賞金ボードを手に笑顔を見せる
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先頭でゴールを駆け抜ける③番車の眞杉
力強いまくりで夜王襲名

 7月15日に松戸競輪場で第20回サマーナイトフェスティバルGⅡの決勝戦が行われ、眞杉匠(113期・栃木)が豪快なまくりで見事優勝した。
レースは近畿勢が前受けとなり、眞杉は3番手をキープ。北井佑季は6番手からの組み立てとなった。北井が残り2周半で上昇するも、脇本雄太が突っ張って踏み合いになると、郡司浩平が古性優作に捌かれてしまう。北井が先頭に出るも、2番手に入った脇本が残り1周からスパート。近畿勢の動きを追った眞杉はバックから外に持ち出すと、古性のけん制を乗り越えて前団をのみ込んだ。
 共同インタビューでは「道中から作戦にない、南関が後ろというのは想定外の並びでした。中団になった以上は遅れないように注意していた。終始もの凄いカカリでした。あれ以上(仕掛けが)遅くなるとコーナーに入っちゃうので、良いタイミングでいけたと思う。凄いカカリで余裕ではなかったし、きつかった。だいぶ外まで(古性が)牽制にきたので、大外を走ることになった。自信がなくても行くしかなかったし、がむしゃらに踏みました。(今年のビッグ)初優出で優勝できた。(今年の)前半戦は苦しかったけど、ここで良い流れを持ってこれた。後半戦も頑張りたい」と笑顔でレースを振り返った。

本吉慶司記者

2024年7月15日 22時25分

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