ハプニングにもめげずに準決突破

　京王閣競輪場で行われている『ウィンチケットミッドナイト競輪』は3日（日）に開催2日目を迎えた。

　メインは準決勝三本勝負で、はじめに行われた5レースでは中村隆生（栃木・117期）が突っ張り先行で別線を封じて、ライン上位独占に導いて押し切った。
　「作戦通りでした。突っ張るつもりだったし、ペースで落ち着いて駆けられたし、踏み直せた」と想定通りのレース運びで結果も出て納得の表情。

　しかし、レース前はバタバタだった。実はレース前の脚見せ中にシューズカバーが破損。「バンドがバチンって切れてしまって。慌てて購買で買ってきました。今までもこうゆうことがなかったわけじゃないけど焦りました」。ハプニングにも慌てることなく、レースには集中。

　初日特選でも赤板過ぎから先行して3着に残っており、連日長い距離を踏めている。決勝でも主導権をにぎれば、押し切りＶもありそうだ。

• 選手詳細データ

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  中村隆生 選手栃木・117期