「今回はしっかり優勝を狙いにきた」

　4月27日に立川競輪場でF2シリーズの2日目が開催された。10RにはA級の準決勝が行われて、初日で俊敏な動きからまくりを決めた仁藤秀（静岡・117期）が登場。ヨコも駆使したレースで逃げる戸邉捺希の番手を奪うと、まくってきた藤岡徹也を合わせて抜け出し連勝で決勝進出を決めた。

　「先に切りたかったけど、あのままいくと誘導を追い抜きそうだったので。うまく戸邉に切られましたね。（中団外併走となってからは）かなり緩んでいたし、（戸邉の）番手が空いていたので、一回踏んでうまくカンナ削りのような感じで思ったように番手が取れた。レースはめちゃくちゃ見えていました。初日が終わってからハンドルを換えて嫌な感じもなくなったし、しっかり踏めていますね。でもラインで決められれば良かったんですけど。今回はしっかり優勝を狙いにきたので、決勝も頑張りたいです」

　今期に降級してからは思うような結果を出せていないが、今シリーズで動きは一変。連日のような軽快な立ち回りができれば完全Vを飾る可能性は高そうだ。

• 選手詳細データ

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  仁藤秀 選手静岡・117期